オープンキッチンとカウンターキッチンの違いとは?共働き世帯におすすめなのはどっち? 尾道市の注文住宅・新築なら【さんわの家】

公開日:2025/06/11(水) 更新日:2025/06/05(木) 家づくりのこと

 

 

【目次】

 

1、オープンキッチンとカウンターキッチンってどう違うの?

キッチン選びでよく聞く「オープンキッチン」と「カウンターキッチン」。
実はこの2つ、混同されがちですが、意味が異なります。
 ・オープンキッチン:壁で仕切られておらず、リビングやダイニングと空間がつながっているキッチンのこと。
 ・カウンターキッチン:キッチンの前にカウンター(作業台や配膳スペース)があるスタイルのこと。
つまり、カウンターキッチンは「オープンキッチンの一種」とも言えます。
ただし、カウンターがあることで使い方や印象が大きく変わるため、それぞれの特徴を知っておくとことが重要です。

 

2、共働き世帯に多いキッチンの悩み

20代~30代の共働き世帯では、こんな悩みがよく聞かれます。
 ・家事の時間が限られているので、料理や片付けを効率的にしたい
 ・夫婦でキッチンに立つ機会が多く、作業スペースが狭く感じる
 ・小さな子どもを見ながら料理したい
 ・キッチンが片付いていないと生活感が丸見えになるのが気になる
こうした声から見えてくるのは、使いやすさと見た目のバランスが大切だということです。

 

3、オープンキッチンのメリット・デメリット

メリット
 ・家族とのコミュニケーションがとりやすい:料理中でもリビングやダイニングが見渡せます。
 ・開放感がある:壁が少ないため、キッチンも部屋全体も広く感じられます。
 ・子育て中でも安心:子どもの様子を見ながら料理ができるため安心です。
デメリット
 ・油跳ねやにおいが広がりやすい:換気が不十分だとリビングまで匂いが届くことも。
 ・散らかりが目立つ:オープンなので、調理道具や洗い物が丸見えに。
 ・収納場所が限られがち:壁面が少ない分、吊り戸棚などの収納が制限されます。

 

4、カウンターキッチンのメリット・デメリット

メリット
 ・配膳や片付けがスムーズ:カウンター越しに料理や食器をすぐ渡せるため、時短につながります。
 ・ちょっとした作業スペースとしても便利:カウンターで子どもが宿題をしたり、在宅ワークをしたりも可能。
 ・手元をほどよく隠せるタイプもある:腰壁があるタイプだと、作業中の手元や洗い物が見えにくくなります。
デメリット
 ・奥行きが浅いと物が置きづらい:設計次第で使い勝手が変わるため、サイズ選びが重要。
 ・掃除が面倒になることも:油がはねたり、カウンターが汚れやすかったりすると、こまめな掃除が必要になります。

 

5、比較してわかる!共働き世帯に向いているキッチンは?

どちらが共働き家庭に合っているかは、ライフスタイル次第です。
ただし、次のような傾向があります。
 
比較項目 オープンキッチン カウンターキッチン
コミュニケーション
家事動線の短さ
収納力 〇(設計次第)
生活感の出にくさ 〇(腰壁付きなら)
掃除のしやすさ
夫婦でキッチンに立つ

 

どちらか一方に決められない場合は、「オープンなカウンターキッチン」というハイブリッド型もおすすめです。開放感と機能性のバランスがとれた人気のスタイルです。

 

6、選ぶときにチェックしたい3つのポイント

①キッチンの作業スペース
2人で同時に使うことが多いなら、横幅180㎝以上を目安にすると快適です。
②収納の工夫
背面収納やパントリーを設けることで、生活感を抑えながら収納力を確保できます。
③油跳ね・におい対策
レンジフードの性能や、腰壁やガラスパネルを設置して「半オープン」にする工夫も有効です。

 

7、まとめ:自分たちの暮らしに合うキッチンを選ぼう

オープンキッチンもカウンターキッチンも、それぞれに魅力と課題があります。
共働き夫婦にとって大切なのは、「家事のしやすさ」「生活感のコントロール」「家族とのつながり」をどうバランスよく実現するか。
最近では、両方のいいとこ取りをした「オープン×カウンター」スタイルが人気です。設計段階でライフスタイルに合った工夫を取り入れるとこで、毎日の家事や暮らしがグッとラクになりますよ。

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