注文住宅で叶える「見せない防災備蓄収納」│すっきり暮らして、いざという時も安心
【目次】
2、備蓄は“見える化”より“見せない化”が主流に
3、共働き世帯におすすめの収納アイデア
4、備蓄収納の設計で気をつけたいポイント
5、注文住宅だからこそできる!防災×生活動線の工夫
6、実際にあると便利な防災備蓄アイテム一覧
7、まとめ|「備える暮らし」を無理なく日常に
1、はじめに|なぜ今「防災備蓄収納」が注目されているのか
地震や台風など、自然災害がいつ起きるかわからない日本。特に20代〜30代の共働き世帯にとっては、子育てや仕事で日々忙しく、「もしも」の備えは後回しになりがちです。
しかし、そんな日常にこそ、防災備蓄は“あたりまえの生活”として溶け込んでいてほしいもの。そこで今、注目されているのが「防災備蓄収納」という考え方です。
2、備蓄は“見える化”より“見せない化”が主流に
「備蓄」と聞くと、ペットボトルの水や非常食が棚にズラッと並んでいるイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし最近では、生活感を見せず、普段使いの収納と一体化させる「見せない収納」が人気です。
たとえば、階段下や洗面所の下収納、キッチン背面のパントリーなどに、災害時にも使える物を“普段づかい+備蓄”としてストックしておくスタイル。これにより、日々の暮らしを邪魔せず、自然に備えることができます。
3、共働き世帯におすすめの収納アイデア
共働き世帯にとって、時短と整理整頓は大きなテーマ。防災備蓄も“取り出しやすさ”と“補充しやすさ”がポイントです。
・キッチンパントリー内にローリングストック棚
缶詰やレトルト食品を普段から使いながら、使った分だけ買い足す「ローリングストック方式」にぴったり。
・洗面室に衛生用品のストック収納
トイレットペーパーやウェットティッシュ、マスクなどを多めに収納しておくことで安心感が増します。
・玄関に防災リュックを配置できる収納スペース
いざという時にすぐ持ち出せるように、玄関近くに「出動セット」を収納できるスペースを用意しておくと便利です。
4、備蓄収納の設計で気をつけたいポイント
注文住宅なら、収納を“あと付け”ではなく“はじめから計画”できます。だからこそ、下記の点を意識したいところです。
・適度な湿度と温度を保てる場所にする
食品や電池などの備蓄品は高温多湿に弱いため、設置場所の環境を考慮する必要があります。
・使いやすい高さ・位置
頻繁に使うものは取りやすい位置に、長期保存品は少し奥でもOK。
・「家族が分かる収納」にする
どこに何があるかを家族全員が把握できる工夫(ラベリングなど)も大切です。
5、注文住宅だからこそできる!防災×生活動線の工夫
収納の設計だけでなく、間取り全体で「備える暮らし」を実現することも可能です。
・停電時に使える太陽光×蓄電池の導入
・断水時に役立つ雨水タンクの設置
・在宅避難を想定したサブ寝室の確保
こうした工夫は、注文住宅だからこそ、ライフスタイルに合わせて設計できます。防災を“特別なこと”として構えず、“暮らしの一部”にしていくことが、長く安心して暮らせる家づくりのカギです。
6、実際にあると便利な防災備蓄アイテム一覧
ここでは、特に共働き世帯におすすめの備蓄品をリストアップします。
・飲料水(1人1日3L×最低3日分)
・アルファ米やレトルト食品
・カセットコンロ・ガスボンベ
・携帯トイレ・ポリ袋
・モバイルバッテリー・乾電池
・常備薬・絆創膏
・マスク・除菌グッズ
・子ども用ミルク・紙おむつ(必要に応じて)
これらを収納しやすい形でまとめておくと、万が一の時に慌てず対応できます。
7、まとめ|「備える暮らし」を無理なく日常に
防災備蓄収納は、“家族を守る”という想いの表れでもあります。毎日を快適に暮らしながら、もしもの時も慌てず過ごせる。その両立を叶えられるのが、注文住宅ならではの強みです。
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