2人の希望をカタチに!共働き夫婦が話し合うべき新築戸建ての決め事リスト 尾道市の注文住宅・新築なら【さんわの家】
【目次】
1、なぜ"話し合い"が家づくりのカギになるのか?
新築戸建ての家づくりは、「一生に一度の買い物」とも言われる大きなイベントです。
特に共働き世帯では、お互いが忙しい中でもしっかりと話し合い、意見をすり合わせることが成功の第一歩。
家を建てた人たちの失敗談で多いのが、「もっと話し合っておけばよかった」「相手の希望を知らなかった」というコミュニケーション不足によるものです。
家族が長く快適に暮らせる家を建てるためには"家族全員が納得すること"が何より大切です。
2、話し合っておきたい6つのポイント
最初に必ず話し合うべきはお金のことです。
「いくらまで出せるか」だけでなく、「住宅ローンの返済額は月いくらまでなら無理なく払えるか」「頭金をどれだけ用意するか」といった現実的な視点が必要です。
例えば、「ペアローン(夫婦それぞれがローンを組む方法)」にするか、「片方のみが借りる」かも重要な検討ポイント。
ローンの組み方で住宅の予算も変わってくるため、収入・支出を見える化したうえで話し合いましょう。
「どこに住むか」はライフスタイルを大きく左右する要素です。
勤務地への通勤時間、保育園・小学校の距離、スーパーや病院の利便性などを夫婦それぞれの視点で共有しましょう。
ポイントは、「いま便利」だけでなく「10年後どうか」も考慮すること。
将来、子どもが増えたり、転職・転勤したりする可能性がある場合は、その変化に対応できる場所かも検討しておくと後悔しません。
限られた予算・敷地の中で、すべてを理想どおりにするのは難しいもの。
そこで大事なのが、「何を最優先にするか」のすり合わせです。
たとえば、
・書斎やワークスペースを確保したい
・広いリビングでくつろぎたい
・収納をたっぷり確保したい
など、夫婦で重視するポイントを出し合い、「譲れないこと」「妥協できること」に分けておくと、設計打ち合わせもスムーズになります。
共働き世帯にとって「家事のしやすさ」は暮らしの満足度を大きく左右するポイントです。
洗濯動線、回遊型キッチン、ファミリークローゼットなど、夫婦が協力しやすい間取り・設備を話し合いましょう。
また、子育てを視野に入れるなら、「子ども部屋はどこに配置する?」「リビングとつなげて使える空間にする?」といった成長に合わせた空間づくりの方針も確認しておくと安心です。
意見と意見が分かれがちなのが外観や内装のテイストです。
・ナチュラルテイストが好きな妻と、モダンでクールなデザインを好む夫
・白を基調とした空間にしたい派と、木目の温かみを重視したい派
こうした違いは、早めに話して好みをすり合わせましょう。
モデルハウスやSNSの施工例を見ながら「好きなデザイン」を共有するのもおすすめです。
今の生活にピッタリな家でも、将来ライフスタイルが変わると使いにくくなる可能性があります。
例えば、
・2人目、3人目の子どもができたとき
・親と同居する可能性がある場合
・在宅勤務が増えるなど働き方が変わったとき
これらの将来を見越して、間取りに柔軟性を持たせたり、将来的に増改築しやすい構造にしておくと安心です。
3、意見が合わないときの解決法
夫婦といえど、価値観は違って当然。
意見がぶつかったときは、「譲り合う」ではなく「お互いが納得できる中間点」を見つけることが大切です。
おすすめは、
・各項目で「優先度リスト」を作って比較する
・お互いに1つずつ"譲らないポイント"を選び、それ以外は柔軟に考える
・第三者(設計士やコーディネーター)に中立的なアドバイスをもらう
など、冷静に解決できる仕組みを用意しておくことです。
4、共働き夫婦におすすめの進め方ステップ
1.共通のノートやアプリで情報を整理
→「家づくりノート」や「Googleスプレッドシート」で意見を見える化
2.週1回は"家づくり会議"を実施
→忙しい中でも意識的に時間をつくることでズレを防ぐ
3.展示場や見学会に一緒に行く
→実物を見ることで好みや価値観が自然と共有される
5、まとめ:夫婦で「納得」して進めるのが成功のカギ
新築戸建ての家づくりは、単なる"買い物"ではなく、これからの暮らしをデザインする共同プロジェクトです。
共働きだからこそ、限られた時間の中でもしっかりとコミュニケーションをとり、「2人の希望が詰まった家」を形にしていくことが重要です。
予算・間取り・土地・デザイン…。どれも大切な要素ですが、最も大切なのは「2人が納得できること」。
後悔のない家づくりのために、まずは話し合いから始めましょう。