モデルハウスを見る時、“広さ”より見てほしいポイントがあります。
こんにちは、さんわの家の永見です。
家づくりを考え始めると、多くの方が一度はモデルハウスや完成見学会に行かれると思います。
実際にお家を見ると、図面や写真だけでは分からない空間の雰囲気や、素材の感じ、光の入り方などが分かるので、家づくりを進めるうえでとても参考になります。
ただ、お客様をご案内している中でよく感じることがあります。
それは、モデルハウスを見る時に、どうしても「広い」「おしゃれ」「豪華」といった部分に目が行きやすいということです。
もちろん、広くて素敵な空間を見るとワクワクしますよね。
「こんなリビングいいな」
「このキッチンおしゃれ」
「収納がたくさんあって便利そう」
そう感じることは、とても自然なことです。
でも、実際に暮らし始めてから大切になるのは、見た目の印象だけではありません。
本当に見てほしいのは、その家が自分たちの暮らしに合っているかどうかです。
今回は、モデルハウスを見る時に“広さ”よりもぜひ見ていただきたいポイントについてお話しします。
目次
1. 広い家が必ず暮らしやすいとは限らない

モデルハウスを見ると、最初に気になるのはやはり広さだと思います。
「LDKが何帖あるのか」
「玄関が広いか」
「収納がたくさんあるか」
こういった部分は、家づくりを考えるうえで分かりやすいポイントです。
ただ、広ければ広いほど暮らしやすいかというと、実はそうとは限りません。
例えば、リビングが広くても、キッチンから洗面室まで遠かったり、洗濯物を干す場所としまう場所が離れていたりすると、毎日の家事が少しずつ大変になります。
反対に、ものすごく広いわけではなくても、家事の動きがスムーズで、必要な場所に収納があり、家族が自然に過ごしやすい間取りなら、暮らしやすさはぐっと高まります。
家は、見た目の広さだけでなく、毎日の生活のしやすさがとても大切です。
特に子育て世帯の方は、朝の準備、洗濯、片付け、買い物帰りの荷物の置き場など、毎日同じような動きを何度も繰り返します。
その動きがラクになるかどうかを見ていただくと、モデルハウスの見方が少し変わってくると思います。
2. LDKは帖数より「家具を置いた後」を想像する
モデルハウスでよく見られる場所といえば、やはりLDKです。
LDKは家族が集まる場所なので、広さや明るさ、キッチンの雰囲気などが気になりますよね。
ただ、ここで見てほしいのは「何帖あるか」だけではありません。
大切なのは、実際に家具を置いた時にどう感じるかです。
例えば、ソファを置いた時にテレビまでの距離はちょうどいいか。
ダイニングテーブルの周りを、人が無理なく通れるか。
キッチンで料理をしている時に、家族の様子が見えるか。
子どもがリビングで遊んでいても、片付けやすい場所があるか。
こういった部分を見ると、実際の暮らしがかなりイメージしやすくなります。
図面上では「LDK18帖」と書いてあっても、形や家具の配置によって広く感じたり、逆に少し使いにくく感じたりすることもあります。
モデルハウスを見る時は、ただ空間を見るのではなく、
「ここに自分たちのソファを置いたらどうかな」
「子どもが宿題をするならどの場所かな」
「朝ごはんの準備をしながら家族と会話できそうかな」
というように、実際の生活を重ねながら見ていただくのがおすすめです。
3. 収納は量より「使う場所の近くにあるか」
家づくりで多くの方が気にされるのが収納です。
「収納は多い方がいいです」
「できるだけたくさん収納を作りたいです」
こういったご相談はとても多いです。
もちろん収納量は大切です。
でも、実際に暮らしやすい家にするためには、収納の量だけでなく、収納の場所がとても重要になります。
例えば、玄関の近くにコートやカバンを置ける場所があると、帰宅後にリビングが散らかりにくくなります。
洗面室やランドリーの近くにタオルや下着、着替えをしまえる場所があると、お風呂の準備や洗濯後の片付けがラクになります。
リビングの近くに日用品や書類、子どものおもちゃをしまえる収納があると、急な来客前にも片付けやすくなります。
収納は「どれだけあるか」も大事ですが、それ以上に「使う場所の近くにあるか」が大切です。
せっかく大きな収納を作っても、使いたい場所から遠いと、結局そこまで持って行くのが面倒になってしまいます。
モデルハウスを見る時は、収納の扉を開けてみて、
「ここには何をしまうと便利かな」
「自分たちの生活なら、この収納は使いやすいかな」
と考えてみてください。
収納の見方が変わると、家づくりの後悔も少なくなります。
4. 家事動線と朝の準備のしやすさを見る
子育て世帯の方にとって、毎日の暮らしで大きなポイントになるのが家事動線です。
特に、洗濯まわりの動きはとても大切です。
洗う、干す、取り込む、たたむ、しまう。
この流れがスムーズにできるかどうかで、毎日の負担は大きく変わります。
最近は、洗面室、脱衣室、ランドリールーム、ファミリークロークを近くに配置した間取りも人気があります。
洗濯したものをその場で干して、近くの収納にしまえると、家の中を何度も行ったり来たりしなくて済みます。
また、朝の準備のしやすさも見てほしいポイントです。
家族が同じ時間に起きて、洗面台を使ったり、着替えたり、朝ごはんを食べたりする時間帯は、意外とバタバタします。
その時に、洗面台の広さは足りそうか。
家族がすれ違うスペースはあるか。
子どもの支度と家事を同時に進めやすいか。
玄関までの動きはスムーズか。
こういったことを想像しながら見ると、ただ「きれいな家」ではなく、「暮らしやすい家」として判断しやすくなります。
特に尾道市や福山市周辺で共働きのご家庭は、朝や夕方の時間をいかにラクにできるかが、日々の暮らしやすさにつながると思います。
5. モデルハウスは“自分たちの暮らし”を想像する場所
モデルハウスは、ただ「いい家だな」と見る場所ではありません。
もちろん、デザインや雰囲気を楽しんでいただくことも大切です。
でも、それ以上に大切なのは、そこに自分たちの暮らしを重ねてみることです。
玄関から帰ってきたら、カバンはどこに置くか。
買い物袋はキッチンまで運びやすいか。
子どもが学校から帰ってきた時、どこで手を洗い、どこにランドセルを置くか。
洗濯物はどこで干して、どこにしまうか。
休日は家族でどんなふうに過ごすか。
こういった日常の動きを想像してみると、自分たちに合う家の形が少しずつ見えてきます。
家づくりは、間取りやデザインを決めることだけではありません。
これからの家族の暮らし方を考えることでもあります。
さんわの家では、モデルハウスや見学会をご案内する時に、ただ設備や仕様を説明するだけではなく、お客様の暮らし方に合わせて見どころをお伝えするようにしています。
「この動線は共働きのご家庭に便利です」
「ここに収納があると、帰宅後に散らかりにくいです」
「お子様が小さい時はこう使えて、成長したらこんな使い方もできます」
そんなふうに、実際の生活をイメージしながら見ていただくことで、家づくりのヒントが見つかりやすくなります。
モデルハウスを見る時は、ぜひ“広さ”だけで判断せずに、毎日の暮らしを想像しながら見てみてください。
きっと、自分たちにとって本当に必要なものが見えてくると思います。
さんわの家では、尾道市・福山市周辺で家づくりを考えている方に向けて、モデルハウス見学や家づくり相談を行っています。
「まだ具体的には決まっていない」
「何から見ればいいか分からない」
「自分たちに合う間取りを知りたい」
そんな段階でも大丈夫です。
ぜひお気軽に、モデルハウスへお越しください。
実際の暮らしを一緒に想像しながら、家づくりのヒントを見つけていきましょう。
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