こんにちは!家づくりアドバイザーの森島です。
先日7月25日に尾道市栗原町にて「地鎮祭」が執り行われました。
当日は気持ちの良い快晴に恵まれ、ご家族の皆さまと一緒に、工事の安全と新しいお住まいの完成を祈願することができました。


今回建築させていただくのは、暮らしやすさと開放感が魅力の「平屋」です。
これまでお客様と何度も打ち合わせを重ね、間取りや動線、デザイン、設備などを一つひとつ検討してきました。
その大切なお家が、いよいよ形になり始めます。
今回は、地鎮祭の意味や事前に準備するもの、神社の決め方、当日の作法などについてご紹介します。
目次
1.地鎮祭とは?家づくりにおける意味
2.地鎮祭までに準備すること
3.依頼する神社の決め方
4.地鎮祭当日の流れと基本的な作法
5.雨の日の地鎮祭は縁起が良い?
1.地鎮祭とは?家づくりにおける意味
地鎮祭とは、建物の工事を始める前に、その土地を守る神様へごあいさつをし、
土地を利用させていただくことへの感謝を伝える儀式です。
工事中の安全はもちろん、ご家族が新しい住まいで末永く安心して暮らせるよう祈願する大切な行事でもあります。
「とこしずめのまつり」と呼ばれることもあり、日本では古くから受け継がれてきました。
地鎮祭は必ず行わなければならないものではありませんが、家づくりの節目として実施されるご家庭は多くあります。
ご家族にとってはもちろん、施工会社や工事に携わる職人にとっても、「いよいよ工事が始まる」という気持ちを新たにする機会になります。
2.地鎮祭までに準備すること
地鎮祭を行うことが決まったら、まずは日程を調整します。
お客様、神主様、施工会社の予定を確認しながら、工事の着工前に実施できる日を選びます。
六曜の「大安」や「友引」を希望される方もいらっしゃいますが、必ずしも六曜だけで決める必要はありません。
ご家族が参加しやすい日や、工事のスケジュールを考慮して決めることが大切です。
一般的には、神主様への初穂料を準備します。金額の目安や、
のし袋の書き方については神社によって異なることがあるため、事前に確認しておくと安心です。
お供え物についても、お米、お酒、塩、水、野菜、果物、魚などを用意する場合があります。
ただし、最近では神社や施工会社が一式を準備してくれるケースもあります。
当日のテントや竹、砂、縄、祭壇などについても、施工会社が設営することが一般的です。
準備内容は地域や神社によって異なりますので、分からないことがあれば早めに担当者へ相談しましょう。
3.依頼する神社の決め方
地鎮祭をお願いする神社に厳密な決まりはありません。
建築予定地の近くにある神社や、その地域を守る氏神様の神社へ依頼する方法が一般的です。
普段から初詣やお宮参りなどでお世話になっている神社がある場合は、そちらへお願いしても問題ありません。
また、どの神社へ依頼すればよいか分からない場合は、施工会社から地域の神社をご紹介することもできます。
神社へ連絡する際は、地鎮祭を希望していること、建築予定地の住所、希望する日時、参加人数などを伝えます。
あわせて、初穂料の金額、お供え物の準備、雨天時の対応なども確認しておくとスムーズです。
神社によって儀式の内容や準備物が異なる場合がありますので、案内に沿って準備を進めましょう。
4.地鎮祭当日の流れと基本的な作法
地鎮祭では、神主様によるお祓いや祝詞奏上が行われます。
その後、土地の四隅を清める「四方祓い」や、施主様と施工者が工事の始まりを表す「地鎮の儀」を行うことがあります。
施主様が鍬を入れる「穿初の儀」では、掛け声とともに盛り砂へ鍬を入れます。
初めて参加する方は緊張されるかもしれませんが、神主様がその都度案内してくださいますので、難しく考える必要はありません。
今回の地鎮祭でも、儀式が終わった後に「縄張り」を確認していただきました。
縄張りとは、建物が建つ位置や大きさを、実際の敷地に縄で示す作業です。
図面だけでは分かりにくかった建物の位置、道路や隣地との距離などを現地で確認していただき、地鎮祭は無事終了となりました。
5.雨の日の地鎮祭は縁起が良い?
地鎮祭の日に雨が降ると、「せっかくの日なのに」と心配される方もいらっしゃいます。
しかし、昔から「雨降って地固まる」という言葉があるように、雨の日の地鎮祭は縁起が良いともいわれています。
雨によって土地が清められることから、「浄化の雨」や「恵みの雨」と考えられることもあります。
地鎮祭は基本的に雨天でも執り行うことができ、テントを設置するなど、安全に配慮しながら進めます。
もちろん、台風や強風、大雨などで安全の確保が難しい場合は、神社や施工会社と相談して延期することもあります。
天候にかかわらず、最も大切なのは参加される皆さまの安全です。
今回は快晴の中での地鎮祭となりましたが、晴れの日にも雨の日にも、それぞれ良さがあります。
天候も含めて、ご家族にとって思い出に残る一日になるのではないでしょうか。
これまでたくさんの打ち合わせを重ねてきたお客様のお家が、いよいよスタートします。
これから基礎工事、上棟、内装工事と少しずつ形になっていく姿を見られることが、私たちも楽しみです。
ご家族の想いが詰まった素敵な平屋が無事に完成するよう、スタッフ、職人一同、安全第一で工事を進めてまいります。
このたびは地鎮祭、誠におめでとうございます!