皆さんこんにちは!
さんわの家:住宅アドバイザーの平田です^^
内装の打ち合わせでカタログを開くと、たくさんの壁紙が並んでいて、見ているだけでも楽しいですよね。
一方で、「アクセントクロスを入れたいけれど、どの壁がいい?」「小さなサンプルと完成後の色が違って見えない?」と迷うこともあります。
アクセントクロスは、好きな色を選ぶだけでは決まりません。
どこから見る壁なのか、家具を置いた後にどれだけ見えるのか、昼と夜にどう見えるのかまで考えることが大切です。
今回は、アクセントクロスを選ぶ前に確認したいポイントについてお話したいと思います。
【目次】
1. まずは見せたい場所を一つ決める
2. 家具を置いた後の見え方を考える
3. 大きなサンプルを昼と夜に見る
4. 色柄だけでなく機能と納まりも確認する
5. 床・建具・カーテンまで並べて選ぶ
1. まずは見せたい場所を一つ決める
アクセントクロスは、周囲と違う色や柄の壁紙を使い、空間の中に視線が向かう場所をつくる方法です。
最初から家中の色を決めるより、「この部屋のどこを印象に残したいか」を考えると選びやすくなります。
例えば、リビングへ入った時に正面に見える壁、ダイニングテーブルから眺める壁、ベッドの頭側など、普段の視線を図面に書き込んでみましょう。
写真でよく見るテレビの背面も、すべてのお家に合うとは限りません。
窓や扉で壁が細かく分かれていると、色が途中で切れ、落ち着かない印象になることがあります。
逆に、一続きで見える壁を選ぶと、色や質感を感じやすくなります。
アクセントを増やしすぎると、どこを見せたいのか分かりにくくなることもあります。
部屋ごとの主役を決め、アクセントを入れない場所も意識して残すことが、全体をまとめるポイントです。
2. 家具を置いた後の見え方を考える
図面で広く見える壁でも、家具や家電を置くと、見える面積は小さくなることがあります。
テレビ、収納、ソファ、ベッドの高さを入れた立面図で確認すると、完成後を想像しやすくなります。
カップボードの背面へ採用する場合は、家電や吊戸棚で隠れる範囲を確かめます。
せっかく選んだ柄の見せたい部分がほとんど隠れてしまわないか、コンセントやスイッチが目立たないかも見ておきたいですね。
今使っている家具だけでなく、入居後に購入する予定の家具も大きさを確認しておきましょう。
将来テレビを大きくしたり、収納を増やしたりする可能性があるなら、壁紙の見え方も変わります。
アクセントクロスと家具を別々に決めるのではなく、壁に何が置かれるかを重ねて考えることが大切です。
壁紙を主役にするのか、家具や照明を引き立てる背景にするのかを決めると、色の強さも選びやすくなります。
3. 大きなサンプルを昼と夜に見る
小さなサンプルで見た色は、壁一面に貼った時と印象が変わる場合があります。
面積だけでなく、壁に当たる光や周囲の色によっても見え方が変わります。
候補が絞れたら、できるだけ大きなサンプルを借り、机の上ではなく壁と同じ向きに立てて確認してみましょう。
晴れた昼だけでなく、曇りの日や夜の照明でも見ると、時間帯による違いに気づけます。
照明の光の色によって、グレーが暖かく見えたり、ベージュが違う色味に感じられたりすることがあります。
スマートフォンの写真は、画面の明るさや撮影時の補正で実物と違って見えることもあります。
写真だけで家族へ候補を共有せず、可能であれば同じ場所で実物を見て決めたいですね。
モデルハウスや施工例を参考にする時も、同じ品番か、同じ照明や床の色かを確認してください。
「この写真と同じ色になる」と決めつけず、完成する部屋の条件で見比べることが大切です。
4. 色柄だけでなく機能と納まりも確認する
アクセントクロスは、色や柄の好みだけでなく、貼る場所に適した製品かを確認します。
水や汚れが付きやすい場所、物が触れやすい場所、湿気が気になる場所では、必要な手入れ方法が変わります。
「機能性壁紙」と書かれていても、対応する汚れや使用条件は製品ごとに異なります。採用品番の説明を確認しましょう。
大きな柄や繰り返しのある柄は、壁の幅や高さによって見える部分が変わります。
窓、扉、梁、棚などの位置で柄がどのように切れるか、継ぎ目がどこに来るかも施工前に確認したいところです。
下地の状態や光の当たり方によって、壁面の凹凸や継ぎ目が目立つ場合もあります。
濃い色や光沢のある壁紙を選ぶ時は、小さな見本だけでなく、施工後の見え方と補修方法まで聞いておくと安心です。
価格や施工条件も品番と貼る範囲によって変わるため、ほかの壁紙と同じ扱いになるとは限りません。
5. 床・建具・カーテンまで並べて選ぶ
壁紙だけで気に入った色でも、床や建具と並べると違う印象になることがあります。
床材、室内ドア、キッチン、カーテン、ソファなど、面積の大きい物から順に色を並べてみましょう。
木目が多い空間では、アクセントクロスにも強い柄を入れると、見せたい物が増えすぎる場合があります。
反対に、全体が淡い色でまとまっているなら、少し落ち着いた色を一面に使うことで、家具の輪郭が見えやすくなることもあります。
ただし、濃い色なら必ずおしゃれ、淡い色なら失敗しないということではありません。
その部屋で長く過ごすのか、短時間だけ使うのかによっても、心地よく感じる色の強さは変わります。
ご家族で候補が分かれた時は、「好き・嫌い」だけでなく、どこから見るのか、どの家具と合わせるのかを言葉にしてみてください。
子ども部屋など将来の使い方が変わりやすい場所では、今の好みだけでなく、家具やカーテンを替えた時にも合わせやすいかを話しておくと安心です。
壁紙を張り替える可能性も含め、どの壁なら工事の際に家具を移動しやすいかという視点も、長く暮らす住まいでは役立ちます。
尾道市・福山市・三原市周辺で家づくりを考えている方も、見学の際は壁紙だけを撮影せず、床や照明を含む部屋全体を見ておくと打ち合わせの参考になります。
まとめ
アクセントクロスは、色柄を先に決めるのではなく、見せたい壁と家具の配置を決めるところから始めると選びやすくなります。
大きなサンプルを昼と夜に確認し、床、建具、カーテンと並べて、部屋全体で見てみましょう。
目立たせる場所と落ち着かせる場所を分け、ご家族が長く心地よく過ごせる内装を考えてみてください。
参考になればうれしいです!
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