共働き夫婦にこそおすすめ!癒しと機能を両立する"照明計画"の基本 尾道市・福山市で注文住宅・新築なら【さんわの家】

公開日:2025/07/18(金) 更新日:2025/07/09(水) 家づくりのこと

 

 

【目次】

  ①全体照明(主照明)
  ②補助照明(間接照明など)
  ③作業照明(スポットライトなど)

 

1、はじめに なぜ照明計画が大切なのか?

家づくりの中で、「照明」は意外と後回しになりがち。
でも実は、照明計画の良し悪しで暮らしの快適さは大きく変わります。
特に仕事と家庭で忙しい共働き夫婦にとっては、「帰宅後にどれだけ心がほぐれるか」「疲れをためない空間かどうか」が毎日の充実感を左右します。
そこで注目したいのが、「癒しと機能を両立した照明計画」。
ただ明るければいいという時代から、"暮らしに合った光の使い方"が求められる時代へと変わってきています。

 

2、共働き家庭の暮らしと"光のストレス"

照明が原因で感じるストレスには、次のようなものがあります。
・明るすぎて落ち着かない
・暗くて家事がしにくい
・空間がのっぺりしていておしゃれに見えない
・朝と夜で雰囲気が変わらず、時間のメリハリがない
これらはすべて「照明のバランス不足」からくるものです。
特に、帰宅後のくつろぎタイムに眩しすぎる白い光は、体や脳を休ませるどころか、余計疲れさせてしまうことも。
そこで、暮らしのシーンに合わせて光を切り替えたり、調整したりする"照明計画"の考え方が必要になります。

 

3、照明の種類と役割を知ろう

照明には大きく分けて3つの種類があり、それぞれの役割を理解して組み合わせることが大切です。
①全体照明(主照明)
部屋全体を明るくするための照明で、天井の中央に設置されることが多いもの。
シーリングライトやダウンライトがこれにあたります。
✓メリット:部屋全体が均一に明るくなる
✓デメリット:単調で"味気ない"印象になりやすい
②補助照明(間接照明など)
空間にやわらかさや奥行きを加える光。壁や天井に光を反射させる「間接照明」や、フロアライト・スタンドライトなどが含まれます。
✓メリット:やさしい光でリラックスできる空間を演出
✓デメリット:主照明がないと暗く感じることもある
③作業照明(スポットライト・手元灯)
キッチンや洗面、勉強机など、作業に集中するための明るさを確保する照明です。
✓メリット:細かい作業がしやすくなる
✓デメリット:強すぎると目が疲れる場合も

 

4、調光・間接照明が"暮らしの質"を変える理由

ここで注目したいのが「調光」と「間接照明」。
●調光とは?
「明るさを自由に調整できる照明」のこと。
朝は明るく、夜は暗めにするなど、時間や気分に合わせて光の強さを変えられるのが最大の魅力です。
最近では、調色(光の色味も変えられる)機能付きの照明も人気で、昼は白っぽい光、夜はオレンジ系の暖かい光に切り替えることが可能です。
●間接照明の魅力
天井や壁に光を反射させて空間を照らす照明方法で、直接光源が見えにくく、やさしい明かりが特徴。
「ホテルみたいな空間」「癒しの空間」をつくるのに効果的です。
この2つを組み合わせると、たとえば:
・夜はメイン照明を落として間接照明+調光でリラックス空間に
・休日は明るめの光で掃除や家事がはかどる空間に
といったように、同じ部屋でも使い方次第で「表情」を変えることができます。

 

5、照明計画で後悔しないための3つのポイント

①シーン別に照明を設計する
リビング・ダイニング・寝室など、空間ごとに使う時間帯や目的が異なるため、まとめて考えるのではなく"シーン分け"して設計しましょう。
②スイッチや調光リモコンの位置も考慮
どこでどの照明を操作できるかは、実際の生活で使いやすさを左右します。
「寝る前に立たなくても消せる」「玄関から照明が操作できる」など、動線と合わせて設計するのが◎
③最初から"癒し"を意識する
明るさや照らし方はもちろん、照明器具そのもののデザインや素材も空間の雰囲気を左右します。
間接照明は「あとから」ではなく、「最初から計画すること」が重要です。

 

6、まとめ 照明は「見え方」ではなく「感じ方」を変える

照明は、ただの"明かり"ではありません。
心地よさ、疲れにくさ、居心地のよさ、集中力など、暮らしの質を大きく左右する存在です。
共働きで忙しい20~30代のご夫婦だからこそ、「ただ明るいだけの家」ではなく、感情がリセットできるような光の設計をしてみませんか?
ぜひ家づくりの際には、「照明計画」にもこだわって、あなたの暮らしにぴったりの"癒しと機能を両立した家"をつくってください。

 

 

 


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