「子ども部屋は最初からいらない」って本当?変化に強い家づくりの考え方 尾道市の注文住宅・新築なら【さんわの家】
【目次】
①可変間取りで仕切りを増やす
②フリースペースを多目的に使う
1、はじめに 子ども部屋の「常識」が変わってきている理由
「家を建てるときには、子ども部屋をちゃんと用意するのが当たり前」ーそう考える方はまだまだ多いですが、最近はこの常識が変わりつつあります。
理由は、共働き世帯のライフスタイルや子どもの成長の仕方が多様化し、「最初から子ども部屋を作る必要があるのか?」を見直す動きが広がっているからです。
この記事では、そんな新しい考え方と、実際にどう家づくりに活かすかを解説します。
2、20代~30代共働き世帯に多い「子ども部屋の悩み」
共働き世帯では、以下のような子ども部屋に関する悩みがよく聞かれます。
・子どもが小さいうちは部屋を使わないのに、スペースがもったいない
・個室を用意したものの、子どもがあまり使わずもったいない
・成長に合わせて部屋を変えたいが、壁や間取りの制約で難しい
・子どもが独立した後、空き部屋の使い道が分からない
こうした悩みは、「子ども部屋は最初から用意しなければならない」という固定概念が原因のことも多いです。
3、最初から子ども部屋をつくらないメリット
最初は「子ども部屋をつくらない」という選択肢には、以下のようなメリットがあります。
●広いリビングや共有スペースが確保できる
子どもが小さいうちは家族みんながリビングで過ごす時間が多いため、大きくて開放的な共有空間があると暮らしやすいです。
●将来の間取り変更がしやすい
初めから固定の個室を設けないことで、子どもの成長や家族の変化に応じて間仕切りや仕切り壁をつけることが容易になります。
●無駄な部屋の管理コストを削減
空き部屋の掃除や維持にかかる手間やコストも節約できます。
4、将来必要になったときに間取りを変える方法
子どもが成長して個室が必要になったときに、柔軟に対応するための方法を紹介します。
①可変間取りで仕切りを増やす
・広い部屋を最初に確保し、将来的に壁や引き戸を設けて分割
・使わないときは開放し、広い空間としても使える
この考え方は「将来の可変間取り」と呼ばれ、最近の家づくりで人気が高まっています。
②フリースペースを多目的に使う
・リビングの一角や廊下の一部をフリースペースとして用意
・勉強や遊びの場として活用し、個室が不要なうちは共有で使う
・個室が必要になれば仕切って専用スペースにできる
5、子ども部屋を後からつくる場合の注意点
・構造の制約を事前に確認する
壁や柱の位置によっては、後から間仕切りを入れにくい場合もあるので、設計時に相談を。
・照明・コンセントの配置も考慮する
個室として使う場合に困らないように、あらかじめ電気配線の準備をしておくと安心。
・防音性能の検討
子どもが集中して勉強したり、家族がゆったり過ごしたりできるよう、防音面も配慮すると快適。
6、まとめ 暮らしに合わせて「変わる家」が心地いい
「子ども部屋は最初からいらない」ーこれは単に部屋を減らす話ではなく、暮らしの変化に合わせて住まいを変えていく柔軟な発想のこと。
共働きの20~30代世帯は、今後のライフスタイルが多様に変わっていく可能性が高いです。
だからこそ、将来を見越して間取りにゆとりと可変性をもたせることで、家族みんなが快適に暮らせる「感情を動かす家」になるのです。
これから家づくりを考えるなら、ぜひ「今の生活だけでなく未来も考えた間取り」を検討してみてください。
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