子育て中の共働き家庭にぴったり！安全＆便利なオープンキッチン収納アイデア 尾道市で注文住宅・新築なら【さんわの家】
【目次】
１、忙しい共働き家庭がオープンキッチンを選ぶ理由
20代～30代の共働き夫婦に人気なのが「オープンキッチン」。
その理由は明確で、次のようなメリットがあるからです。
・調理しながら子どもの様子が見える。
・家族とのコミュニケーションが取りやすい
・開放感があり、部屋が広く感じられる
・夫婦でキッチンに立っても動きやすい
しかし、子育て中は安全性や片付けのしやすさが重要な課題となります。特に収納の工夫が足りないと、調理器具や調味料が子どもの手に届いたり、片付けが後回しになって散らかってしまうことも…。
次章からは、そうした悩みを解決する収納の工夫を具体的にご紹介します。
２、子育て中のオープンキッチン、こんな悩みありませんか？
オープンキッチンは便利ですが、子育て家庭ならではの悩みもあります。
・子どもが調理器具や包丁を触ってしまいそうで心配
・キッチンまわりが散らかっていると生活感が出てしまう
・子どもが自由に動き回るので、床置きの収納棚は危険
・忙しい時間帯に、収納場所が分かりにくいと余計にバタバタする
こうした問題に対応するには、「安全性」＋「効率」を両立した収納アイデアが必要です。
３、安全性を重視した収納アイデア５選
①チャイルドロック付きの引き出し収納を活用
包丁や洗剤など、子どもが触ると危険なものはロック付きの引き出しや収納扉に。後付けできるチャイルドロックグッズも豊富です。
②高さを活かす「吊り戸棚」や「上部棚」
子どもの手が届かない場所に収納を集中させることで、事故防止につながります。吊り戸棚(天井近くの棚)は、軽くてよく使うものをしまうのに最適です。
③引き出し内はケースで分類収納
収納内部を100均のケースやボックスで細かく仕切ると、目的のものだけをサッと取り出せて安全。ごちゃごちゃしにくく、子どもが誤って何かを引っ張り出すことも防げます。
④マグネット収納で「浮かせる」
調味料やよく使う道具はマグネット式のラックで壁に設置すれば、子どもの目線より上に確保可能。足元もスッキリして、つまずきの原因にもなりません。
⑤ゴミ箱は引き出し内に隠す or 蓋付きでロック
ゴミ箱は子どもにとって"興味の対象"。引き出し内に収納するタイプや、ロック付きの蓋があるものを選ぶと安心です。
４、便利さで家事効率アップ！時短収納アイデア４選
①1軍アイテムは「ゴールデンゾーン」に
よく使う道具や調味料は腰～胸の高さの"ゴールデンゾーン"にまとめるのが鉄則。無駄な屈伸や移動が減って、調理効率がアップします。
②カウンター下に"取り出しやすい収納"を
カウンターキッチンなら、カウンター下の空間も有効活用。引き出しやスライド棚で、食器やランチョンマットなどを収納すると便利です。
③使う場所の近くに収納する「適材適所」収納
例えば、包丁やまな板はシンク横、調味料はコンロ横に。使う場所に道具があるだけで、動線が短くなり、家事の時短につながります。
④ワゴン収納で「動かせる収納」に
キャスター付きのワゴンは必要なときだけ手元に引き出せる便利アイテム。子どもの手が届きにくい場所に移動もできて、安全です。
５、子どもの成長に合わせた収納の見直しポイント
子育て中の収納の難しさは、「子どもの成長スピードが速い」こと。
赤ちゃんの時は危険なものを遠ざける必要がありますが、３～5歳になると「お手伝いをしたがる」「自分のものを自分で管理したがる」時期に入ります。
そこでポイントになるのが、成長に応じて収納の高さや内容を変える柔軟性です。
・子ども用のコップや食器は、子どもの目線に合わせた収納場所に移動
・お手伝い用に、子ども専用の引き出しやワゴンを設ける
・ラベリングで子どもが自分で出し入れできる仕組みにする
親の手間が減るだけでなく、子どもの自立心を育てることにもつながります。
６、まとめ：安全＆便利なキッチン収納で、家族の時間をもっと快適に
オープンキッチンは、共働き・子育て中の家庭にとってとても便利なスタイルです。しかし、その反面、「収納の工夫」がないと、安全性や家事効率が落ちてしまうことも。
今回ご紹介したように、
・チャイルドロックや高所収納など、安全を意識した設計
・ゴールデンゾーン活用や動線収納で時短を実現
・成長に合わせて収納を見直す柔軟さ
この３つのポイントを押さえるだけで、毎日の家事も子育てもぐっとラクになります。
オープンキッチンをもっと快適に、もっと自分たちらしく使いこなすために、「収納の見直し」から始めてみてはいかがでしょうか？