シアタールームは"家族で過ごす第2のリビング"? 尾道市・福山市の注文住宅・新築なら【さんわの家】

公開日:2025/07/10(木) 更新日:2025/07/09(水) 家づくりのこと

 

 

【目次】

  ①リビングに隣接した半個室タイプ
  ②和室を映画空間にアレンジ
  ③スキップフロアを活かした段差シアター
  ④子ども部屋の隣に防音趣味スペース
  ⑤書斎・ワークスペース兼シアタールーム
 

1、はじめに 共働き家庭に「シアタールーム」という選択肢

「家族が一緒にいられる時間が少ない」
「休日も買い物や家事で終わってしまう」
そんな20~30代の共働き夫婦にこそ提案したいのが、ホームシアター="第2のリビング"という考え方です。
映画や音楽、ゲーム、子どもの動画鑑賞まで、家族みんなが思い思いに過ごせる"音と光の空間"を住まいに取り入れることで、日常にちょっとした非日常が生まれます。
専用の大きな設備が必要なわけではありません。
間取りの工夫と照明、防音などを少し意識するだけで、気軽に"おうち映画館"を楽しむことができるのです。

 

2、シアタールーム=映画だけじゃない?家族時間が生まれる理由

「ホームシアター」と聞くと、「映画好きの人が使う特別な部屋」と思いがちです。
でも実際は、次のような家族の"日常の楽しみ"を深める空間として活用されることが増えています。
 ・家族で週末に映画鑑賞
 ・子どもがYoutubeを楽しむ時間
 ・夫婦で音楽を聴きながらリラックス
 ・ゲームやスポーツ観戦を大画面で楽しむ
 ・雨の日に家の中でアクティブに過ごす場所
つまり、ただの「映画部屋」ではなく、「家族が自然と集まる場」になるのが、今のホームシアターの魅力です。
 

3、家づくりで注目される"第2のリビング"とは?

最近の家づくりで注目されているのが、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)とは別に、もうひとつのくつろぎ空間を設ける「第2のリビング」という考え方です。
第2のリビングは、次のような特徴があります。
 ・会話より"没頭"や"リラックス"が目的
 ・照明や音響が落ち着いた仕様
 ・あまり広くなくても成立する(3帖~6帖程度)
 ・書斎、趣味部屋、マルチスペースと兼用できる
これにホームシアター機能を加えれば、まさに"家族で過ごせる映画館のような部屋"が完成します。
 

4、ホームシアターを楽しむ間取りアイデア5選

ここからは、現実的に導入しやすいシアタールームの間取り例を5つ紹介します。
①リビングに隣接した半個室タイプ
リビングの横に小さな個室を設け、スライドドアやロールスクリーンで仕切るスタイル。
 ・子どもの遊び場やごろ寝空間にも使える
 ・昼間は開放、夜は閉じてシアター空間に
 ・スピーカーやプロジェクターを設置しやすい
②和室を映画空間にアレンジ
和室にロールスクリーンを設置して、畳の上でくつろぎながら映画を楽しむスタイル。
 ・畳の吸音性が防音効果にも◎
 ・座椅子+クッションで寝ころびスタイルに
 ・普段は客間、夜は映画部屋という"二刀流"
③スキップフロアを活かした段差シアター
リビングの上部や中間階に設けるスキップフロア空間を活かして、段差+スクリーンで映画館風に。
 ・子どもと一緒に"ミニ映画館ごっこ"も
 ・下階に音が響きにくい構造を工夫すれば快適
 ・デザイン性の高い間取りに
④子ども部屋の隣に防音趣味スペース
将来子どもが大きくなったときに独立した部屋としても使える"趣味スペース"にシアター機能を設置。
 ・成長に合わせて使い道を変更可能
 ・防音素材や吸音パネルで将来の騒音対策にも
 ・リモートワーク部屋と兼用しやすい
⑤書斎・ワークスペース兼シアタールーム
夫婦の在宅勤務部屋として使う空間に、プロジェクターやサウンドバーを設置して映画も楽しめる仕様に。
 ・夜は照明を落として映画モードに
 ・書斎と共用することで空間を有効活用
 ・調光・調音が鍵になる

 

5、後悔しないための防音・照明・収納の工夫

「せっかく作ったのに使いにくい…」とならないよう、次の3つはシアタールーム設計の要になります。
●防音対策
完全防音でなくても、吸音パネルや遮音カーテン、厚手のラグを使うことで、音漏れや響きのストレスを大きく減らせます。
●照明の工夫
暗くしすぎず、間接照明や調光できるダウンライトを使えば、映画モードと日常モードの切り替えがしやすくなります。
●収納力
DVD・Blu-ray・ゲーム機・スピーカー・ケーブル類…趣味部屋はものが増えがちなので、壁面収納や造作棚で"隠せる収納"を意識しましょう。

 

6、まとめ "音"のある暮らしが、家族をもっと近づける

ホームシアター=贅沢、という時代は終わりました。
今は、家族が同じ時間を気軽に楽しめる場所として、シアタールームが「第2のリビング」として定着しつつあります。
 ・ちょっとこもりたいとき
 ・おうち時間を充実させたいとき
 ・家族で何気ない時間を過ごしたいとき
そんなときに"音と光に包まれる空間"があれば、毎日の暮らしがもっと豊かに感じられるはずです。
「小さくてもいいから、趣味の空間がほしい」
「映画や音楽をもっと楽しめる家にしたい」
そんな想いがある方は、ぜひホームシアターのある暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 


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