
新築住宅の外観を考えるとき、外壁や屋根の色、玄関ドアのデザインなどに目が向きますよね。
「外壁はグレーにしようかな?」
「屋根はブラックにしたい!」
「木目を取り入れて、あたたかみのある雰囲気にしたいな」
そんなふうに、理想のお家をイメージする時間はとても楽しいです^^
でも、住宅の外観をよく見てみると、外壁や屋根以外にも、さまざまな部材が使われていることをご存じでしょうか?
たとえば、屋根の先端や外壁の下の部分、雨樋など。
普段はあまり意識しない部分ですが、実は雨風から家を守ったり、外観をきれいに仕上げたりする大切な役割があります。
家づくりの打ち合わせでも、「軒天(のきてん)の色はどうしますか?」「破風(はふ)は何色にしましょう?」といった言葉を耳にすることがあります。
初めて聞くと、「それって家のどこのこと?」と戸惑ってしまいますよね。
そこで今回は、新築住宅の外まわりでよく使われる建築部材の名前を5つご紹介します!
目次
1. 住宅の外まわりにはどんな部材がある?
新築住宅の外観は、外壁や屋根だけでできているわけではありません。
屋根の端や軒の裏側、外壁の下部などにも、家を守るための部材が使われています。
こうした部材は、雨水が建物の中に入り込むのを防いだり、屋根や外壁の仕上がりを整えたりするために欠かせないものです。
また、部材の色によって住宅全体の印象が変わることもあります。
たとえば、外壁が白いお家でも、屋根まわりの部材をブラックで統一すると、引き締まった印象になります。
反対に、木目調の軒天を取り入れると、やわらかくあたたかみのある雰囲気に仕上がります。
「外壁の色は決めたけれど、ほかの部分はどうしよう?」
そんなときにも、建築部材の名前や役割を知っておくと、色選びがしやすくなります!
それでは、代表的な5つの部材を見ていきましょう。
2. 破風(はふ)|屋根の端にある部材

破風とは、屋根の端に取り付けられている部材のことです。
切妻屋根のように、屋根が三角形に見える部分を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
建物を横から見たとき、屋根の斜めになっている端の部分にあるのが、破風です。
破風にはどんな役割があるの?
破風には、屋根の端を保護し、雨風が屋根の内部に入り込むのを抑える役割があります。
住宅は毎日、雨や風、強い日差しなどにさらされています。
屋根の端も影響を受けやすい部分だからこそ、適切な部材で保護することが大切です!
3. 軒天(のきてん)|屋根の裏側にある天井部分

軒天とは、屋根が外壁より外側に張り出している部分の裏側にある天井のことです!
玄関先や建物の外周を見上げたときに見える、屋根の裏側をイメージしてみてください。
木目調の軒天でおしゃれな外観に
軒天は、外観の雰囲気づくりにも活躍する部材です。
たとえば、玄関ポーチの天井に木目調の仕上げを取り入れると、玄関まわりにあたたかみが生まれます!
ブラックやグレーを基調とした外観に木目を組み合わせれば、スタイリッシュさの中にもやさしい印象を加えられます。
一方、白や淡いグレーを選べば、明るくすっきりとした印象になります。
「外壁はシンプルにしたいけれど、少しだけ個性を出したい」という方は、軒天の色や素材にも注目してみてください^^
4. 雨樋(あまどい)|屋根に降った雨を流す部材

雨樋は、屋根に降った雨水を集め、地面や排水設備へ流すための部材です。
屋根の端に沿って取り付けられている横向きの樋と、そこから地面に向かって伸びる縦向きの管があります。
雨樋がないとどうなるの?
もし雨樋がなければ、屋根に降った雨が軒先からそのまま落ちてしまいます。
すると、建物の周囲に水が跳ねたり、地面の状態によっては泥はねが起きたりすることがあります。
雨樋は、雨水を適切に流し、建物の周囲を水から守るために大切な役割を担っています。
雨樋の色も外観の一部
雨樋は機能面だけでなく、色選びもポイントです。
たとえば、外壁が白なら白い雨樋を選んで目立ちにくくしたり、ブラックのサッシに合わせて黒い雨樋を選び、全体を引き締めたりすることができます。
「雨樋の色なんて気にしたことがなかった」という方も多いかもしれません。
でも、完成したお家を見たときに、雨樋が外壁やサッシになじんでいると、外観全体がすっきりまとまって見えます!
5. 水切り(みずきり)|雨水から外壁や建物を守る部材

水切りとは、雨水が建物の内部へ入り込んだり、外壁の裏側などに回り込んだりするのを抑え、適切に流すための部材です。
住宅では、基礎と外壁の境目付近などに金属製の水切りが取り付けられていることがあります。
建物の周囲を見てみると、外壁の一番下あたりに細い金属の部材が見えるかもしれません。それが水切りなんです!
水切りの色にも注目してみよう
水切りには、基礎になじむようにグレーを選ばれることが多いです。
目立たないようにまとめることで、外観全体をすっきりと見せることができます。
また白い外壁でサッシがブラックの場合にアクセント的な要素として、水切りをブラックでコーディネートするのもおすすめです!
一気にスタイリッシュな外観になります^^
7. 外観の印象は細かな色選びでも変わる!
ここまで、住宅の外まわりで使われる4つの部材をご紹介しました。
それぞれ役割が異なりますが、共通しているのは、家を守るための機能だけでなく、外観の印象にも関係しているということです。
たとえば、こんな外観をイメージしてみてください。
ブラックやグレーでまとめたスタイリッシュな外観
外壁や屋根をブラック・グレー系でまとめ、破風や鼻隠し、雨樋も同系色にすると、統一感のあるすっきりとした印象になります。
木目を取り入れたナチュラルな外観
外壁は白やベージュを基調にして、玄関まわりの軒天に木目調を取り入れると、やわらかくあたたかみのある雰囲気に。
白を基調とした明るい外観
白い外壁に明るい色の部材を組み合わせると、軽やかでさわやかな印象になります。
ブラックのサッシや雨樋をアクセントにするのも素敵ですね。
このように、外観は外壁の色だけで決まるわけではありません。
「どんな雰囲気のお家にしたいか」を考えながら、屋根まわりや細かな部材の色も合わせていくと、理想のイメージに近づけやすくなります!
家づくりの打ち合わせでは、外観全体の写真や好みの施工事例を見ながら、担当者とイメージを共有しておくと安心です。
8. まとめ|建築部材を知って家づくりをもっと楽しもう
今回は、新築住宅の外まわりでよく使われる建築部材を5つご紹介しました。
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破風(はふ):屋根の斜めになった端に取り付けられる部材
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軒天(のきてん):屋根が外壁より外側に張り出した部分の裏側
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雨樋(あまどい):屋根に降った雨水を集めて流す部材
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水切り(みずきり):雨水が建物の内部などに回り込むのを抑える部材
どれも普段はあまり意識しない部分ですが、家を守り、外観を整えるために大切な役割を担っています。
家づくりの打ち合わせで専門用語が出てきたときも、名前や役割を少し知っているだけで、話の内容が理解しやすくなります^^
写真だけではわかりにくい色の組み合わせや、素材の雰囲気を実際に見てみるのも、家づくりの楽しみのひとつです。
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